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The Procurement Blockchain Essentials: Overview, Benefits and Limitations
When applying Blockchain technology to the procurement / supply chain area, "Inter-company information (including document / transaction) management” seems to be a core area where significant effect is exerted (For the other areas, we may have to...
AI(人工知能)は購買の仕事をどのように奪うのか?(1)
人間の道具として適用が進むIA(知識増幅)をAIと捉えて、人工知能が導入されても人間が機械を操作する現在の環境に大した変化はないとする論調があります。 しかし人間の知的作業を代行するAI(人工知能)は、IAとは別物です。 そこで、AIを導入したならば、どのような変化(人間の購買業務の消滅)が起こりうるのかを、①人手作業が現時点で必須の業務領域の明確化、②AI技術の発展状況、③その技術を人手必須領域に適用したらどうなるのかの順に、ソーシング業務で明らかにしていきます。 1...
購買ブロックチェーンの正体~概要、採用メリットそして限界
サマリー 購買・サプライチェーン領域へのブロックチェーンの適用で、大きな効果が見込めるのは「企業間の文書/取引情報管理」です。(それ以外の領域への適用は、疑ってかかる必要があります) 効果が上がる領域に導入する場合にも、確実にチェックしておくべき留意事項(後述)があります。 1.はじめに~この記事の意図と狙い 2018年1月に東京、3月に大阪と購買ネットワーク会で「2018年“買えない”時代のサバイバル術~未曾有の時代にどう対応していったら良いのか?」というタイトルの...
サプライチェーン・サイバーセキュリティ~取引先へのサイバーセキュリティ調査はどうなりそうか
サマリー サプライヤーのサイバーセキュリティ実施状況の調査を買い手企業で実施することを含んだ、産業界でのサプライチェーン・サイバーセキュリティ対策の検討が、経済産業省の「産業サイバーセキュリティ研究会(2017年12月発足)」で進んでいます。 サプライヤーに対する調査のため、サプライヤーに対する窓口である購買部門の何らかの関与は不可欠になると思います。 ただし調査内容を理解し、実施するには、情報システム技術の専門知識が必要です。購買部門と情報システム部門が協働で制度を実...
企業の間接材購買はアマゾンが制覇 – アスクル, MonotaRO, 間接材ITベンダーの仕事が消える日
これが購買の未来だ(This is the Future of Procurement) なぜアマゾンは法人向け(B2B)小売業に乗り出さないのだろうか、それほどに法人向け販売は魅力はないのだろうか。 ...もしかするとそのように思われている方もいらっしゃるかもしれません。でもそれは正しくありません。アマゾンは既に乗り出して、米国で急速にビジネスを拡大してきています。そしてもしかすると、我々はアマゾンの画面に向かって、全ての間接材を手配するような将来を迎えるかもしれません。その時には、ア...
日本政府の購買通信簿発表~平成26年度調達改善の取組に関する点検結果
日本政府の調達改善の取り組み状況を総括した「平成26年度調達改善の取組に関する点検結果」が、8月10日に内閣官房行政改革推進本部事務局より発表されました。 日本政府では、内閣官房の行政改革推進会議が主体となり、様々な調達改善の取り組みを行っていまが、その内容は民間企業の購買業務でも参考になると考えています。 そこで、政府施策に対する実施状況の比較ツールを作成し、比較できるようにしてみました。 日本政府は、平成25年4月の「今後の調達改善の取組について」で、...