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ボルト不足で建築工事ストップ 鋼材の荷動き抑制も -日本経済新聞 (2019-02-09)

11月15日にも日本経済新聞で報じられたボルト不足が、2月8日に再び記事になりました。
前回の記事でも「高力ボルト」(ハイテンションボルト)が不足し、建設工事の遅延要因になりうるとされてましたが、今回は遅延に留まらず、工事が中止になるケースも生じていると、より深刻な状況を報じています。

記事では、ボルトの入荷は6カ月待ちとなっており、18年秋以降、複数の建設案件が延期や中止になっているとしています。

原因については、オリンピックに向けた建設活況に加えて、昨年11月15日に報道された内容が再び掲載されています。

それに対して、昨年12月末、国土交通省と経済産業省が共同で、建設業界側に余分な発注を抑えかつ、メーカー側には受注への計画的な対応を要請したが、目立った効果は出ていないとのことです。
さらに代替策として、韓国製ボルトの輸入が増加しているとのことです。

参考)
あって当たり前がない 活況の建設に「ボルト」ネック|オリパラ - 日本経済新聞 (2018年11月15日)
https://www.facebook.com/itscobuy/posts/2158298314201401