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三菱ロジ、中国から米へ 部品調達、貿易摩擦で検討-日刊工業新聞 (2019-01-21)

1月20日の日刊工業新聞に、三菱ロジスネクストが米国で生産しているフォークリフト用重量(カウンターウエイト)鋳物部品の中国調達分を、米国現地調達に切り替える検討に入ったことが、1面で報じられています。ただし、米中貿易摩擦ですでに米国サプライヤーの供給がひっ迫しているため、全量を現地調達切り替えに困難が生じているとも報じられています。

記事の概要は以下。

・三菱ロジスネクストは、米国生産フォークリフトについて、転倒防止用の「カウンターウエイト」の中国調達分を、米国での現地調達に切り替えるべく、部品評価作業にまで着手している。
・しかし対中制裁の影響で、すでに米国サプライヤーの供給力が逼迫している。
・そのため、全量を米国現地生産に切り替えることが困難と思われる。
・3月1日期限の協議状況をにらんで、米国市場動向も鑑みながら、現地調達のやり方を決定する必要に迫られている。

・なお追加関税第2段までは、関税影響によるサーチャージ(追加料金)として2018年7月に追加関税分を製品価格へ転嫁できてきた(これは他社も同様)
・ただし第3弾に対しては、米国現地調達対応を検討することになった。