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ユニクロ、工場に通報制度-安全性や待遇、労働環境改善 世界220拠点、ESG投資対応 (2018-08-17)

8月16日の日本経済新聞朝刊に、ユニクロ(ファーストリテイリング)が、世界220カ所の工場に労働環境に関する通報制度を設けたことが記事になりました。

記事の概要は以下。

・ファストリテーリングは、ユニクロやGU(ジーユー)の世界250カ所の委託先工場のうち、主要220か所に通報制度を導入した。2017年11月から中国などの7工場で試験実施していたのを拡大した。

・委託先工場の従業員が各種のハラスメントや健康、処遇、安全面の問題を感じた場合、ファストリの海外拠点にメールを送る仕組み。試験期間の半年で通報は20~30件。

・「委託先の従業員のやる気を維持する効果がある」と判断し、本格展開を決めた。

・背景にあるのはESG投資や「エシカル(倫理的)消費」の広がりに対応し、人権に配慮した安全な作業環境の確保につなげる。