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H&Mとギャップ、アジア工場での性的虐待を調査へ-ロイター (2018-06-06)

6月6日のロイター日本語版が、H&Mとギャップ(GAP)が人権団体の報告に基づき、調達先の衣料サプライヤーの女性労働者に対する性的虐待やセクハラ、暴力の被害の調査に乗り出すことを報じています。

バングラデシュ、カンボジア、インド、インドネシア、スリランカの53工場で550人に調査した結果、女性労働者が日常的に暴力の危険にさらされており、それを報告すると報復を受ける可能性があるとしています。

それに対して、H&Mは報告書の内容を克明にチェック、対応することを表明し、ギャップも調査と対応を進めることを表明しました。

女子労働者の性的虐待については、5月25日にもロイターがウォールマートのサプライヤーでの発生を報じており、人権/不当労働に関する買い手企業の社会的責任の1つとして、今後十分な注意が必要思われます。

参考)
H&M, Gap to probe violence and sex abuse in Asian factories-Reuters
https://www.reuters.com/article/us-asia-women-garment-abuse/hm-gap-to-probe-violence-and-sex-abuse-in-asian-factories-idUSKCN1J1278

ウォールマートのアジアのアパレル工場で女性従業員へのハラスメントが問題視-ロイター
https://www.facebook.com/itscobuy/posts/190638221605968