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味の素など日本企業10社が、気候変動に対する優秀取り組み企業に選定-CDPレポート (2018-02-06)

1月30日に、環境NGOであるCDPから気候変動に関する最新のレポートが発行されました。
企業本体で排出する4倍のCO2排出量が、サプライチェーンで発生しているという認識のもとに、サプライヤーに対する取り組みを、このレポートは取り扱っています。

CDPに賛同し、自社のサプライヤーへの調査を委託した全世界の99社のうち、58社が優秀企業として表彰されました。日本企業からは味の素(優秀事例として紹介)、ブリジストン、本田技研、パナソニック、横浜ゴム、花王、ダイキン工業、富士通、コニカミノルタ、東京ガスが名を連ねています。
昨年は調査対象89社に対し、優秀企業は29社で、日本企業は8社(ブリジストン、パナソニック、ソニー、横浜ゴム、川崎汽船、コマツ、三菱電機、東芝)でした。

レポートの概要は以下。
・2018年の今回のレポートは、コンサルティング会社のマッキンゼーが分析を協力し、担当している。
・日本は、調査対象国の中で最高の回答率であった。
調査対象企業のうち、気候変動は87%、水資源保全は49%、森林資源保全は100%が回答した。

・日本企業は、5600万トンのサプライチェーンでのCO2削減を達成した(調査対象企業の41%が前年より削減した)。
・また回答企業の48%が科学的な(根拠ある明確な)CO2削減目標を設定している(回答国中、第2位の位置づけ)。
・気候変動については、再生エネルギー利用以外は、グローバル平均を上回る取り組みをサプライヤーが行っている。
・水資源保全に関しては平均もしくはやや上回る点数となっている。
・事例紹介された味の素は、サプライヤーである東洋製罐と協働し、プラスティックを耐熱ペット原料に再生する技術を開発し、全ての耐熱ペットボトルをリサイクル材料に由来するものとした、世界で唯一の企業となった。

・サプライヤーからの調査回答(Adec Innovationsが調査)から、気候変動対応について最優秀評価(Aランク)となった日本企業は、ソニー、川崎汽船、コマツ、三菱電機、ナブテスコ、富士通、コニカミノルタ、リコー。
・水資源保全の最優秀評価(Aランク)となった日本企業は、ブリジストン、ソニー、三菱電機、富士フイルム、富士通、三菱ケミカルホールディングス。

参考)
Unilever, Bank of America and Rolls Royce among companies tackling supply chain emissions - Supply Chain Digital
www.supplychaindigital.com/scm/unilever-bank-america-and-rolls-royce-among-companies-tackling-supply-chain-emissions

How to get suppliers to act on climate - GreenBiz
https://www.greenbiz.com/article/how-get-suppliers-act-climate

Honda, Nestle, Microsoft among companies recognized for sustainability -Supply Chain Dive
https://www.supplychaindive.com/news/honda-nestle-microsoft-among-companies-recognized-for-sustainability/515813/