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足りない時代(1) 成長アジア、素材大食い、LNG・木材価格に波及 日本の不足常態化も-日本経済新聞 (2018-01-09)

1月5日の日本経済新聞朝刊から、「デフレ脱却の最前線で何が起きているのかを探る」として、「足りない時代」という連載がスタートしています。

バブル期以降初めて、景気指数が好景気の50以上を維持し続ける見込みの下、「足りない時代」は大きな問題になってくると思われます。


段ボール古紙の価格は17年に高騰。前年同月比で75%上昇になった。 EC市場の拡大に伴い、中国市場で需要が急拡大するなどで、2018年の段ボール需要は3年連続で過去最高を更新する見通し。さらに価格高騰が見込まれる。

液化天然ガス(LNG)は、米国やオーストラリアの新規設備稼働で供給過剰が危惧されていたのに、中国の脱石炭の動向もあり、アジアのスポット価格は昨秋から上昇基調。

東南アジアの南洋材丸太は、日本市場(かつての最大需要先)ではなく、インドに半数が流れている(日本はわずか2%(。日本に南洋材丸太が来なくなることも予想される。