川重、印・新工場で現地調達　２輪部品、来年前半にも品質検査-日刊工業新聞 (2017年12月22日)

川重、印・新工場で現地調達　２輪部品、来年前半にも品質検査-日刊工業新聞 (2017-12-22)
12月19日の日刊工業新聞で、川崎重工業がインド現地工場に品質検査体制を整備し、現地調達の円滑化を図ることが報道されています。概要は以下。・現在、インドに品質検査体制を持たない川崎重工業は、現地調達したインド産の部品を日本やタイの拠点で品質検査しなければならず、効率が悪い状況にあった。インド工場での現地部品調達比率は1割にも満たなかった。・これに対し、インド・プネー市に7月に開設した新工場に現地調達部品の品質検査体制を設置し、現地で品質検査を完結できる体制を敷く。日本から技術者数人を派遣し、18年末には現地従業員を含めた10人体制にする予定。・これにより、インド産の部品を現地で品質検査まで完了し、インドや他国に供給するサプライチェーンを実現する。・加えて、インド産部品を価格比較対象とし、タイやインドネシアなどの他国サプライヤーがコスト削減にさらに取り組む要因にすることも意図する。/