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スバル最高品質責任者・近藤会長に聞く、品質管理にAI・IoT、部品企業とデータ共有-日経産業新聞 (2017-09-13)

9月13日の日経産業新聞に、スバル最高品質責任者である近藤会長へのインタビュー記事が、上記のタイトルで掲載されました(WEB版の見出しは上記と異なっています)。

完成車メーカーの不良か部品メーカーの不良か、それはお客さんにとっては関係ないという考えのもと、部品メーカーも含めた品質管理を、部品メーカーとのデータ共有を含めて実施されていることが話されています。

概要は以下。

・完成車メーカーの不良か部品メーカーの不良か、それはお客さんにとっては関係ない。部品メーカーの部品は100%品質保証されている前提だが、それを蓋がってみることも必要。
・スバルは生産拠点が国内と米国にしか無いことを強みとし、情報管理の効率化が図れると考える。

・部品メーカーが集積する群馬県内では、部品メーカーとのデータ連携を機動的に実施する。

・さらには人工知能やIoTなどを使って、検査データや材料データを共有し、生産履歴追跡制度を高めるなどしていく(すでに群馬の部品メーカーとの間で検査データの共有を開始した)

・またスバルは、4月に部署横断で会社全体の品質保証体制の具体的な強化策を検討する品質管理の新組織を立ち上げた。