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部品網再構築に時間 トヨタ、メキシコ新工場 20年前半に稼働延期-日刊工業新聞 (2017-08-15)

マツダとの資本提携により、メキシコ・グアナファト州に建設中の工場での生産車種がカローラからピックアップトラックのタコマに変更されました。

しかし、カローラとタコマではボディーや車台の基本構造が異なり、調達部品も異なるものとなることから、メキシコ新工場向けの部品に現地拠点を設置し、生産準備進めていた部品サプライヤー各社に準備停止を通知したとのことです。

これに伴い、生産設備の変更や工場の稼働時期の見直しなどがサプライヤー各社で発生し、それに伴ってメキシコ新工場も稼働が延期されるとのことです。

日産の三菱グループ化なども含めて事業の変更があると、それに応じた労力がサプライヤーの窓口にあたる購買部門にも確実に発生しますので、それに対する柔軟性も要求されてくると思われます。

参考)
トヨタ、メキシコ工場稼働20年前半に 生産車変更で部品網見直し-ロイター
https://jp.reuters.com/article/toyota-mexico-idJPKBN1AQ0AR

メキシコ新工場開設に合わせて、トヨタはサプライヤーに開発・生産・物流方式の抜本見直しを求める-Automotive News (2016年8月4日)
https://www.facebook.com/itscobuy/posts/1225513797479862