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トヨタ、“新”原価低減活動 主要部品メーカーに予告-日刊工業新聞 (2017-08-04)

8月3日の日刊工業新聞では、トヨタが2018年から開始する新たな原価低減活動「RRCI」第3期が取り上げられています。

RRCIは良品・廉価・コスト・イノベーションの略であり、20年代前半に市場投入する車種のコスト削減に寄与する活動に成るとのことです。

概要は以下。

・部品メーカーと一体となった活動として、主要部品メーカーには実施通達済み。

・17年度内にトヨタと各社間で部品の軽量化や静音性といった性能目標、コスト目標を設定する(これから部品メーカーと具体的な協議を行う予定)
・18年度から材料、シャシー、ボディー、電子部品などの品目ごとに、順次設計を本格化するが、その際に部品メーカーと一体でコスト削減を徹底する。

・RRCI活動は2010年から開始し、第1期の3年間で平均3割の原価低減。第2期は新設計思想「TNGA」と連動し、部品の共通化や低コスト化を推進してきた。
・しかし、17年度の原価低減は原材料費の高騰などもあり、期初時点の予想で900億円にとどまった。

・トヨタ幹部は「世界で最も競争力のある生産体制を目指す」としている。