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アマゾンの企業向け通販「アマゾン・ビジネス」9月に日本上陸か?~英国では4月4日に開始-通販新聞 (2017-04-11)

アマゾンの企業向け(B2B)通販サービス「アマゾン・ビジネス」の動向は、It's購買系が昨春から追い続けているトピックスです。
4月10日に通販新聞が、今年9月にも日本上陸と報道しています。

2016年4月14日のブログ記事から転載すると、以下のような特徴を有しています。

・業種・企業規模や購入額に関わらず、アカウントを無料提供(プライムのような年会費は不要)
・個人向けなどで培ってきた2百万社のサプライヤーが背後にいる(商品を提供できる)
・企業向けの専用商品を提供(個人向けに販売されていない商品がある)
・企業向け特別価格の提示、さらに商品によっては購入量に連動した値引きを提供
・アマゾンビジネス採用サプライヤーという信頼性を提供
(アマゾンビジネスのサプライヤー登録要求要件は、以下のように個人向けより厳格)
 不良率:0.5%以下(個人向けは1%以下)
 出荷前キャンセル率:1%以下(個人向けは2.5%以下)
 出荷遅延率:2%以下(個人向けは4%以下)
・49ドル以上の購入は送料無料で翌日配送(米国の場合)
(米国ではウォールマートが50ドル以上無料なことから、1ドル少ないこの条件になっています)
・複数ユーザーを、支払方法や届け先が共通の同一企業・部門所属スタッフとして登録可能

注目すべきは、アマゾンが世界最大のクラウド基盤の提供者(ITサービスの世界での巨人)でもあることです。
そのIT基盤の上に乗せて間接材購買システムも提供されます。
現在はアマゾンの販売商品に対象が限定されますが、簡便な承認ルート設定などの機能が無料で提供されます。

誰もが知っていて、使い慣れているアマゾン、間接材購買システム会社がその操作機能を手本にしているアマゾンですので、アスクルやMonotaROなどのB2Bネット通販各社は言うまでもなく、将来的にはAribaなどの間接材システムベンダーのビジネスにも影響を及ぼす可能性があります。

なお、昨年12月のドイツでの開始に続いて、4月4日から英国でもアマゾン・ビジネスが開始されたことを、ロイターが「米アマゾン、英国で法人向け通販サービスを開始」という題で報じています。
(記事URL:http://jp.reuters.com/article/amazon-business-uk-idJPKBN17608I)

(参考記事) Amazon launches business platform in UKーCIPS
https://www.cips.org/en/supply-management/news/2017/april/amazon-launches-e-procurement-platform-in-uk/

■It's購買系の関連記事

企業の間接材購買はアマゾンが制覇 – アスクル, MonotaRO, 間接材ITベンダーの仕事が消える (2016-04-14)
https://www.facebook.com/itscobuy/posts/1153986497965926

アマゾンビジネス(企業向けAmazon)が遂に欧州に上陸(日本上陸も間近か?)-Spend Matters (2016-12-07)
https://www.facebook.com/itscobuy/posts/1348154838549090