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サプライヤーが無断で材料や工程を変更するサイレントチャンジが事故で判明、グローバル調達の盲点-日経ものづくり (2017-02-14)

海外サプライヤーが、買い手に通告することなく原料や工程を変更することで、品質不良や、ひいては製品事故が発生する「サイレントチェンジ」の記事が、日経ものづくりに掲載されています。

製品評価技術基盤機構(NITE)の調査結果事例として、記事では以下の2つが紹介されています。

・輸入革靴の底が、同等の外観ながら塩ビに無断変更されていて転倒事故が発生
・海外メーカーが、無断でサプライヤーを変更した結果、電源コードの被覆材料が添加物の多い粗悪品になり、断線やけど事故が発生

それに対して、以下の対応策が必要と、NITE主査の指摘あ掲載されています。
1.材料や工程を変更する場合は、特性値を満たしていても必ず承認を得るといった趣旨を契約に盛り込む
2.定期的に抜き取り検査をすることだ。検査をする通告は抑制効果も生む

※以上、常識的内容ではありますが記事となっていました。
予算や工数に余裕があれば、これに現地の定期的視察も加わるのでしょうか。