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Ardent Partnersの2016年CPO調査セミナー資料が公開、コスト削減より迅速さと要求元支援が課題 (2016-06-02)

Ardent Partnersが5月25日に実施したWEBセミナー(Webimar) CPO Rising 2016: The Art and Science of Procurement"のプレゼン資料が公開されました。

セミナーは「CPOの状況」,「購買部門の状況」,「購買ベンチマーク2016」,「成功のための戦略」の4部構成(図7参照)で、331人の回答結果にもとづいています(図6参照)。

調査結果ではコスト削減の優先度が低下する昨今の傾向は継続し、図1のように重要と答えた比率が、2016年は36%にまで下がっています。ブログ記事「2014年の憂鬱 ~ 購買部門の業績向上は限界に達しました(http://www.itscobuy.com/blog/?p=168)」の状況が継続していることが重要な要因と考えられます。

それに対して、増加しているのが成果の伝達、影響力拡大、事業支援などの要求元支援ですが、図3のように66%が不備を抱えています(日本企業は、もう少し上かもしれません)。
その解決のために、迅速さ、コラボレーションスキル、コミュニケーションスキルなどの重要性が語られました(図4)。

また近年のデータ活用のトレンドに即して、「購買は技法と科学のミックスであり、(従来からの)ビジネス、品目カテゴリー、供給実施能力と、先端技術、データ分析、価値に基づく意思決定支援能力を結びつけて行わねえばならない」と提示する(図5)ことで、このセミナーのタイトルの意味が解説されました。

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さらなる詳細、および記述しきれていない部分は、プレゼンテーション資料をご参照ください。そのURLは以下になります。
http://sig.org/docs2/Strategies_to_Future-proof_Procurement_Are_You_Ready_2016_Atlanta.pdf
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